100年の時を投じる「今昔さんぽ」〜西陣・船岡温泉に隠された昭和5年の志〜

 


皆さん、こんにちは。 今日は、カンテレ『報道ランナー』の人気コーナー「今昔さんぽ」を観て、胸が熱くなった「歴史の完封勝利」について書きたいと思います。

今回の舞台は、京都・西陣。 兵動大樹さんが手に持っていたのは、**昭和5年(1930年)**に撮影された一枚の古写真でした。そこには立派な門構えと「りょかん」の文字。この正体を追う旅は、まさに100年前の「志」を掘り起こすドラマでした。

♨️ 船岡温泉:100年を投げ抜く「現役のエース」

辿り着いたのは、国の登録有形文化財でもある**「船岡温泉」。 一歩脱衣所に足を踏み入れれば、そこは圧巻の格天井(ごうてんじょう)**!お寺のような重厚な造りに、上海事変の模様が刻まれた欄間……。大正12年から続くこの場所は、単なる銭湯ではなく、激動の時代を語り継ぐ「生きたアーカイブ」でした。

驚いたのは、今や客の7割が外国人だということ! 壁には多言語の「お風呂の入り方」が貼られ、世界中の旅人が日本の裸の文化に感動している。300mおきに銭湯があったという西陣の職人文化が、形を変えて「世界のFU NA O KA」として完投している姿に、勇気をもらいました。

☕ さらさ西陣:マジョリカタイルが繋ぐ「継投」

さらに感動したのは、元銭湯「藤ノ森湯」をリノベーションしたカフェ**「さらさ西陣」です。 船岡温泉と同じ大家さんが手掛けたこの場所には、全面に色鮮やかなマジョリカタイルが輝き、床にはかつての浴槽の跡が誇らしげに残っていました。

店主が今も「牛乳石鹸」で顔を洗い、50歳とは思えない若々しい肌で歴史を守っているエピソードには、思わずニヤリ。古いものを壊すのではなく、新しい「カフェ」という役割を与えてバトンを繋ぐ。これぞ見事なリリーフ(再利用)ですよね。

📸 100年前と同じ場所で、シャッターを切る

番組のクライマックス。兵動さんが昭和5年の写真と全く同じアングルに立ち、シャッターを切った瞬間……。 そこには、ネットの世界へ「志」を飛ばし続ける令和のクリエイター・太田さんの想いと、100年前の旅館の主の情熱が、見事に1本のストレートとして繋がった気がしました。

「よし! 100年の歴史を背負って、未来へ投げ抜く!」

40度近い「熱危日」の猛暑をも吹き飛ばす、西陣の深い懐(ふところ)を感じた素晴らしい放送でした。皆さんも、マジョリカタイルの迷宮と、格天井の下で整う「歴史の湯」を味わいに、西陣へ足を運んでみませんか?



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