観光客や買い物客で連日賑わう大阪・難波。
2023年に「なんば広場」として整備され、さらに歩きやすくなったこの場所ですが、実は一等地にしては**「広すぎる」**という不思議な特徴があります。
今回の『news おかえり』の人気コーナー「なんでやねん!?」では、塚田僚一くん(A.B.C-Z)と福井アナが、この広大なスペースに隠された驚愕の歴史ミステリーを暴きました!
■ 「市電の車庫」説から「たこ焼きの聖地」へ?
広場に凛と立つ女神像や、御堂筋との位置関係から調査を始めた二人。塚ちゃんは「路面電車の車庫があったのでは?」と推測しますが、ここで歴史プランナー・森なおみさんの鋭いツッコミが入ります。
「市電は……関係あ・り・ま・せ・ん!」
お決まりのパターンで迷宮入りした二人は、黒門市場近くの有名店「わなか」へ。美味しいたこ焼きを頬張りながら、「ここ一帯はたこ焼き屋さんの聖地だったから、その名残だ!」と珍推理(笑)。もちろん、そんな安直な答えで終わるはずがありません。
■ 住宅街に現れた「長さ24mの巨大地下壕」の罠
森さんが出したヒント「生國魂神社周辺で違和感を探せ」に従い、二人は谷町筋方面へ。そこで目にしたのは、コンクリートで固められた異様な空間……。石碑には「生玉地下壕跡」の文字がありました。
「戦争に備え、難波の多くの人が避難できるように地下壕が計画され、その地上の目印が駅前広場になったんだ!」
歴史の深淵に触れた二人の最終解答。しかし、番組おなじみの判定は……無情にも「0点」!
■ 立ち退きが不可能なほど「栄えすぎた」難波
森なおみさんが明かした正解は、戦後の復興期に計画された巨大道路「難波片江線(なんばかたえせん)」の存在でした。
実はあの広場、難波から大阪の東側へズバッと突き抜ける、幅員40メートル級の巨大幹線道路の「起点(スタート地点)」になるはずだったのです。
ところが、難波という街は、道路が作られるよりもずっと早いスピードで「繁栄」してしまいました。
なんばグランド花月(NGK)をはじめとする劇場や商店、飲食店がひしめき合い、もはや立ち退き交渉が不可能なほど賑やかになってしまったのです。結局、この道路計画は頓挫。起点として用意されたスペースだけが、ポツンとなんば駅前に「広場」として取り残された……というのが、真相でした。
■ 森なおみさんの「言葉の伏線」に脱帽
ここで驚かされたのが、森さんが最初に出したヒントの凄さです。
「通りいっぺんとう(通り一遍)」という言葉に、実は「通り(巨大道路)」という意味が隠されていたのです。
もし計画が完遂していたら、今の難波の情緒ある路地や活気は、巨大なアスファルトの道に飲み込まれていたかもしれません。
広すぎるなんば駅前広場は、街のパワーが都市計画を上回った「大阪の底力」の証し。
次になんば広場で待ち合わせをするときは、足元に眠る「幻の道路」の記憶を、ふと思い出してみてはいかがでしょうか?
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