「お役立ち芸人・浅越ゴエ」が繋いだ、32年越しの味と命のバトン


 


今回の依頼は、妊娠中の女性・東(由起江)さんからの「亡き祖父の遺品から見つけた、おばあちゃんの新聞連載レシピを再現したい」という切実な願い。おばあちゃんは、かつて読売新聞で707回もの料理連載を持っていた管理栄養士・紫蛾子(しがこ)さんです。

膨大なアーカイブから見つけ出した「1ページ」

150年続く新聞の膨大なデータベース。その中から、32年前のたった一日の紙面を探し出す。 私自身、日々サイト制作やSEO、情報の整理に向き合っていますが、「情報は、必要な人に届いてこそ価値がある」ということを、改めて痛感しました。ゴエさんの執念で見つかった「鶏肝とコンニャクの味噌炒め」のレシピは、まさに救い出された「家族の宝物」でした。

料理に宿る「時を超えたメッセージ」

辻学園の館石先生の協力のもと、心を込めて再現された料理。 91歳になった紫蛾子おばあちゃんの元へ届けられたその一皿を、おばあちゃんは「100点満点」「いいお加減」と笑顔で称賛されました。

かつておばあちゃんが言っていた「よろしゆうおあがり」という言葉。 それは、しっかり食べて健康になってほしいという、管理栄養士としての誇りと、孫への無償の愛が詰まった魔法の言葉でした。

そして、新しい命へ

後日、東さんは無事に赤ちゃんを出産されたそうです。 おばあちゃんから受け取った「命のバトン」が、料理という形を通じて、次の世代へとしっかりと繋がった瞬間です。

私たちはデジタルな世界で「情報」を扱っていますが、その先には必ず、こうして誰かの人生が動き、救われ、笑顔になる「現実」がある。 紫蛾子さんが積み上げた「707件」の仕事が、30年以上の時を経て孫娘とひ孫を幸せにしたように、私もまた、誰かの未来に役立つような仕事を積み重ねていきたいと、強く背中を押されました。

由紀江さん、本当におめでとうございます。 そして、素晴らしい「お役立ち」を見せてくれたゴエさん、ありがとうございました!




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