『newsおかえり』の「なんでやねん!?」都島編が面白すぎた!身近な街に眠る大阪の礎
平日の夕方に放送されているABCテレビの報道情報番組『newsおかえり』。その中でも私が毎週楽しみにしているのが、河合郁人さんや河合郁人さん、そして福井治人アナウンサーたちが街の不思議に迫る人気コーナー「なんでやねん!?」です。
関西の何気ない風景の中にある「言われてみればこれ何?」というミステリーを体当たりで調査していくこのコーナー。先日の放送は大阪市都島区が舞台だったのですが、バラエティとしての面白さはもちろん、明かされた歴史のスケールの大きさにすっかり引き込まれてしまいました。
今回の謎の始まりは、あるマンションの横にポツンと残された「鳥居のような形をした奇妙な石柱」。なぜこんな場所に、しかもこんな形であるのかを突き止めるため、河合さんたちは手がかりを求めて街を歩きます。
番組おなじみの歴史探訪プランナー・森なおみさんから「公園で石碑を探して!」という決定的な大ヒントをもらい、2人が向かったのは細長い形をした「内代公園」でした。かつてそこが川だったことを物語る細長い敷地、そしてお地蔵さんの祠を通り過ぎて見つけたのは、「太平洋戦争」と「地下鉄開通記念」の2つの石碑。
ここで2人が導き出した最終推理は、「地下鉄の開通によって不要になり、取り外された水門の跡」というもの。元々川だったロケーションや地下鉄の歴史を絡めた、実に見事な推理に思えたのですが……結果はまさかの「20点」!この容赦ない厳しさに、テレビの前で思わず笑ってしまいました。森なおみさんの「おかしなことになってるけど」という前振りが、石柱の形ではなく「どうせ2人の推理がちんぷんかんぷんでおかしなことになってる」という予言だったというオチも含めて、最高にテンポが良かったです。
しかし、本当に驚かされたのはここからの大逆転劇でした。 次に向かった大きな「都島公園」で2人が目にしたのは、巨大な「都島土地区画整理」の石碑。そう、あの鳥居のような石柱の100点満点の正体は、水門や鉄道ではなく、都島の街全体を新しく生まれ変わらせた「土地区画整理事業」の境界線や記念の門だったのです。
かつては広大な農業地だった都島だからこそ、遮るものがなく、大阪という大都市を近代化するための実験的な「都市計画のプロトタイプ(原型)」として大規模な開発が行われたという事実。そして、ここでの成功が後の大阪の街全体の礎になったというお話には、鳥肌が立つほどの感動を覚えました。
身近な街の風景から、大阪という大都市のルーツへと繋がっていくダイナミックな歴史の紐解き方は、このコーナーならではの素晴らしさだと思います。
大満足の感動的な結末かと思いきや、最後の最後で森なおみさんから「次から方向性の確認の時には、電話せんとLINEして!」と、まさかのドライすぎる連絡方法の指定(笑)。この関西らしい強烈なオチも含めて、最初から最後まで笑いっぱなし、驚きっぱなしの最高の1時間(コーナー枠)でした。
身近な街の見方が変わるような楽しさを教えてくれる「なんでやねん!?」。次回の放送ではどんな関西のミステリーが解き明かされるのか、今から待ち遠しくて仕方がありません!
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